天の道をいき 真実を司る 

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ワンピース 970話 おでんVSカイドウ 感想 強者同士の激突! バレていた奇襲の行方は?

   ☆ 兎丼の深い森で立ち尽くすおでん

    圧倒的な兵力差を省みてカイドウ「暗殺」を目論んだ

    おでんの眼前にはカイドウ率いる千の軍勢の姿が!

 

     暗殺の情報が漏れない様にと少数精鋭で攻め入った

    おでんの戦略が裏目に出ます。

 

     「周到すぎやしねェか?」 おでんの問いに

    カイドウはこう返します

    「城内にスパイでもいるんじゃないか」と!

 

     千VS十 この状況でも怯むおでんではありません!

    一騎当千の精鋭ぞろいの赤鞘と共に

    開戦の火ぶたを切ります。

 

     光月家に仕えるハズの御庭番衆すらも

    おでんを見限りオロチに組していました!

    しかし ただ一人 「男殺し」しのぶだけが

    おでんに仕えたい一心で加勢に現れます。

 

     劣勢を物ともせず戦陣を進む赤鞘たち

    しかしその快進撃に待ったをかける兵がいました。

    現在の大看板 若かりしキングクィーンでした

 

     雑魚には目もくれず カイドウに挑むおでん!

    「おでん二刀流 桃源十拳

    その奥義は現在の最強生物カイドウに

    十文字の傷を負わせる破壊力!

 

     無敵のカイドウに心酔する百獣海賊団の度肝を抜きます!

    

     カイドウの部下はあろうことかモモの助を人質に取り

    おでんの動きをけん制します。

    

     後方の憂いを無くす為に康イエに九里の

    守護を任せていたおでんですが

    カイドウのスパイ発言から城内に内通者がいる

    可能性を排除できません

     気を取られた一瞬の隙を突かれ

    カイドウに渾身の 一撃を決められます。

    

     怪物を沈められた安心感に

    安堵の表情をにじませるカイドウ

    モモに化けていた姿を解除し

    真の姿をさらす黒炭ひぐらし

   

     しかし海賊の勝負に卑怯もクソもありません
   「聖人君主と戦ってるつもりかい?」 
    赤髪海賊団の副船長ベン=ベックマンのセリフが
    頭をよぎります

    

     ジャックと互角以上にやり合ったアシュラも

    おでんの敗北に気を取られた隙を突かれ

    キングの凶刃に倒れます。

 

     惨敗し花の都に投獄されるおでんと赤鞘

    加勢に来たしのぶだけを無関係と開放させ

    処罰の沙汰を待ちます。

 

     極悪なる10名の侍たちは3日後 大衆の面前にて

    「釜茹での刑」に処す!!

 

          再来週に続く・・

     

     こうしてオロチの国盗りが完全に成った訳だが

    怪婆ひぐらしが有能すぎる!

    主君の逆恨みで生きるひぐらしとせみ丸

    この2人の暗躍が無ければ凡庸なオロチでは

    黒炭の顛末すら知らず平凡な人生を歩んでいた事でしょう。

 

     現在も大名家の血筋だけを買われ

    カイドウに将軍の座を配されているに過ぎない

    本当のバカ殿なのです。

  

     カイドウがワノ国を支配すると

    ただの侵略者ですが 大名家のオロチなら 道理が通ります

    その為の傀儡に過ぎないのです!

 

      

     カイドウ 今でこそ無敵の最強生物で四皇ですが

    当時は今ほどの実力では無かった様です。

     モリアとの戦争も辛勝するほどだし

    おでんを搦め手で討った際も にじみ出る安堵の表情

     

     白ひげにトドメを刺せず怯えた黒ひげの

    姿とダブリます。 (結局 部下頼みなところも!)

 

     いよいよ完結の見えてきた ワノ国回想編 

    おでんの最後の勇姿が語られます。