天の道をいき 真実を司る 

東映特撮をメインにTVやマンガの感想を書いてます。 ネタバレもあります。気軽にコメントして下さい。

ワンピース 971話 釜茹での刑 感想  明かされた約束 オロチの呪いの全容

   ☆ 釜茹で執行日 

    九里のおでん城ではトキ、モモ、日和が食事中

    スキヤキの重鎮だった家臣が自ら毒見をするほど

    人員が枯渇するおでん勢

 

     公開処刑を一目見ようと集まる群衆

    おでんはカイドウに生きるチャンスが欲しいと請います。

     情けなく命乞いをするおでんを嘲笑う処刑人が

    誤って釜の中に転落します。

    瞬く間に茹で上がり骨と皮だけになります。

    モブでも滅多に死者を描かないワンピだからこそ

    この即死の描写が重く感じます。

 

     約束を常に反故にしてきたオロチ・カイドウですが

    何もしなければ家臣共々 絶命の未来しか待ち受けないおでんは

    家臣の命を守る為に 大衆の面前で約束を持ちかけました。

 

     1時間 耐え抜いた者は 死刑を免除すると

    公言するカイドウ

 

     釜に飛び込んだおでんは流石に絶叫を挙げます。

    しかし釜への橋になっている橋板に

    赤鞘九人を乗せたまま1人で刑を受けます。

 

     死刑執行を耐え続けるおでんに

    真相を知らない群衆は「バカ殿」と口にします。

    群衆に紛れ顛末を伺っていたしのぶの我慢は限界突破です。

 

     5年前に交わされた約束の真相を叫びます。

    黒炭というだけで迫害を受け続けたオロチは

    支配が目的ではなくワノ国全住民への復讐が主願でした。

 

     全国民を人質に取られたおでんは

    5年後に船が完成したらワノ国を出ると云う

    オロチとカイドウの言葉を信じ

    バカ殿を演じ続けるしかなかったのでした。

 

     しのぶの叫びで真相を知るワノ国の群衆

    伝説の1時間は少しづつ時を刻む・・

       続く・・