天の道をいき 真実を司る 

東映特撮をメインにTVやマンガの感想を書いてます。 ネタバレもあります。気軽にコメントして下さい。

仮面ライダーアギト 目覚めろ その魂! プレイバックメモリー

☆ 次回のジオウでアギト編に突入するのでアギトを振り返ります。

 

 仮面ライダーに なれる男 なろうとする男 なってしまった男

 三者三様の青年の群像劇! 

 これまでは悪の組織などと戦っていましたが

 今度の相手はなんと「神」! 神とその使徒たちと戦います。

 

 毎回の事件と平行して描かれる「あかつき号」事件の全貌

 ミステリアスで重厚なストーリーが持ち味です。

 

 しかし単純に敵と戦うだけでは無く 時には誤解から生じる

 仮面ライダー同士の争いも描かれます。

 

 カッコイイポイント アギトが必殺技を放つ際に開く触角(パカッ)

 サーフボード状に展開するバイク(マシントルネイダー)

 ギルスヒールクロウ(かかと落とし!)

 

 アギト自体が神に反旗を翻した存在(光の青年)により

 人類に託された「可能性」のため 覚醒する者も次第に増えていきます。

 (なかにはアナザーアギトの様に悪しき心の影響を受ける者も現れます。)

 

 神である闇の青年は人類を愛しているが無限に進化する力「アギト」は

 受け入れられず その存在を否定します。

 とはいえ基本は善人なのでギルスには優しかったりします。

 (ギルスはアギトの突然変異の様な存在でリミッターが無い分

 高い戦闘力ですが変身の度に体を蝕まれます!希少種で珍しい存在)

 

 そんな光と闇の戦いの中に割って入る人間 氷川誠(なろうとする男)

 ただ人を守りたいという思いだけでその身を渦中に委ねます。

 

 闇vs光・人間という戦いの結末は人間とアギトの

 可能性を見守ることを決めた神が一旦退くことでその幕を閉じます。

 (さすがに神殺しはまずいですからね~)

 

 神サイドからしたらペットの様な愛玩動物の人間が増長して

 バベルの塔を築いたので天罰を落とした! そんな感じです。

 

 おそらく初めてのライダーバトルを見れた作品で

 そりゃあもう興奮しましたよ! 

 

 個人的解釈なので間違いもあると思いますが 天道式アギト論でした!