平行世界の仮面ライダー論 平成版！ 便利すぎる設定「平行世界」

☆　昭和ライダーは地続きの世界観なので「おやっさん」がずっと出てたり

　映画や本編に先輩ライダーが客演することも容易でした。

　しかし平成シリーズからはそれぞれが独立した世界観なので別個の物語でした。

　そこに「お祭り」と言う大義名分を引っ提げ彼が訪れたのです。　「世界の破壊者」

　平行世界を繋ぐ力を持つディケイドのおかげで各世界に橋が架かり

　繋がりが生じたのです。　普段は日本に住んで生活しているが休みに

　海外旅行に行くと言語も時間も文化も違う　でも戻ればまた日本の生活みたいな！　

　　各世界をベースにしつつ他世界もあるよと！

　製作者サイド：これで客演も共闘も思いのままだぜ～ヒャッハ～

　視聴者サイド：これで客演も共闘も見れるぜ～ブラボ～

　完全に利害一致です。

　さて　前置きが異常に長くなり過ぎましたが

「平行世界の仮面ライダー」という超便利設定のおかげで

　様々な客演が可能となりレジェンドとの共演という

　ファン垂涎の状況が生まれました。

　しかし当然　現行ライダーを優先しなければならないので

　設定上は強弱のあるレジェンドもそれなりの活躍で終始します。

　思い入れのあるレジェンドはこうじゃないのにな～と思う事も多々あります。

　では「平行世界」のライダーとは何なのか？

　結論からいうとオリジナルとは別物です！　

　ディケイドのリイマジネーションの世界が判り易いですね。

　　例えば　ベンツにＦ１ドライバーが乗るのとペーパードライバーが

　乗るのとでは全然違いますよね！　でも歩道で見てる歩行者には

　同じ外見に見えるのです。　そのベンツ＝平行世界のライダーです！　

　我々が普段見てる現行ライダーは数多ある平行世界の中の

　マックススペックのライダーを見ているのです。

　（ジオウ　アイルトンセナ版みたいな！）

　そう考えると客演時の物足りなさも納得出来ますね！

　出るだけで嬉しい！オリジナルが出ればマックス嬉しい！

　でも結局はパラレルでもリイマジでも何でもいいから見たいが本音なんですけど！