天の道をいき 真実を司る 

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ワンピース 972話 煮えてなんぼのおでんに候 感想  稀代の英雄おでん散る

   ☆ おでんに守られていた真実を初めて知る民衆

    自分達の愚かさを悔い おでん助命の嘆願をするも

    民衆の命など意に介さない復讐者に矢を射られます。

     独裁よりも逆恨みによる全国民虐殺を考える

    復讐者オロチに彼らの声は届きません。

 

     おでんの命を確実に取りたいオロチ・カイドウ

    その思惑を察したおでんは遺言のように

    赤鞘たちに思いを託します。

 

     ワノ国を鎖国した張本人は光月家でした。

    「巨大な力」から守る為の苦渋の決断でした。

    しかし近いうちに現れるであろう

    夜明けを導く者のために開国の必要があると

 

     自分の命は諦めても意思は滅びない

    おでんの意思を汲んだ赤鞘は

    「あんたの夢なら 拙者達の夢でござる」と

    おでんに伝えます

 

     そして訪れる約束の1時間 

    700度の油地獄を耐え切ったおでんですが

    無論 オロチにより理不尽に反故にされます。

 

     赤鞘を野に放ち後塵をたくすおでん

    振り返ることなく一目散に九里を目指す赤鞘

    

     カイドウはおでんを称えます。

    死闘に水を差したひぐらしは処分したと

    おでんの最期のセリフは当然 決まっています。

    「煮えてなんぼの~・・」

    最後まで言わせる義理のないカイドウの

    ピストルが火を噴きます。

 

     その場にいた老若男女 全ての民衆が続けます

    「おでんに候!!」

    

     ロジャーやベルメールの様に笑顔で

    この世を去るおでん 体は死んでも 意思は死なず

    意思を継いでくれる者がいる安心感が

    彼らを笑顔にするのでしょう。

 

     そして矢文により おでんの最期がトキに告げられます。

    残されたトキの最後の戦いが始まります・・

         続く・・

 

     白ひげ・おでん・ベルメール

    圧倒的 極悪非道の強者にトドメで使われるのがピストルです。

    これには尾田先生のこだわりを感じます。

     スキヤキの古参の部下が飛徹だと推測します。

    飛徹が顔を隠してる理由とおでんの刀を

    所持してた訳がしっくりきます。